咚咚吊桥 坠落免费阅读_淡定、二次元、职场_绫辻行人_无广告阅读

时间:2017-11-07 18:03 /衍生同人 / 编辑:莫迪
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咚咚吊桥 坠落

作品长度:中篇

更新时间:2018-03-09 06:00:00

作品状态: 已完结

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《咚咚吊桥 坠落》章节

「まあまあ」

と、A元君が間に入った。

「タケマルってことにしときましょうよ、ここは」

「ほぉらね」

いたく満足そうにガッツポーズをしたかと思うと、U山さんはそのままぐったりとソファに凭《もた》れ込んでしまった。残っていたエネルギーのすべてを今の主張で使い果たした、とでもいったじである。

「タケマルなんだよなあ、やっぱり」

「じゃあまあ、タケマルということで……」

僕はK子さんの方を見やって、「その甲斐犬のタケマルが、門のそばにつながれていたわけですね」「そうなの」

K子さんは頷いた。

「それでね。事件の夜に雀をやっている間も、その犬――タケマルは一度も吠えなかったっていうのよ。雀の部屋はちょっと離れているけど、タケマルが吠えたら気づかなかったはずがないって。だけど、あの夜はとにかくずーっと静かで、鳥の鳴き声一つしなかったっていうから……」

「ははあ」

A元君が唸った。

「そんな話が、ホームズか何かにありましたよね。問題は犬が吠えなかったことだ[#「問題は犬が吠えなかったことだ」に傍点]、っていうの」「『銀星号《ぎんせいごう》事件』か」

葛西氏の飼っている動物は、殺された猿のシンちゃんを除いて、飼い主以外にはまったく馴れない、なつかない。ちょっと近づいただけで、吠えたり鳴いたり噛みついたりの大騒ぎなのだ――と、最初にK子さんは云っていた。犬のタケマルも当然、その例に洩《も》れないはずである。誰か葛西氏以外の人間が門を通れば、必ずしく吠えたに違いないわけだ。ところが、犯行があったと思われるその時間帯、タケマルが吠えることは一度もなかった。従って、葛西氏のアリバイが成立している以上、その間玄関から外へ出た者は誰もいなかったという話になる。

僕は図に目を落とし、玄関の門のあたりに「タケマル」と書き込んだ。

「結局のところ、犯人が取りえたルートは一つに限定されるってことか」屋の勝手から外へ抜け出し、の小を通って離れへ。犯行後も同じ経路で屋に戻った。――うむ。それしかない。

凡庸な社会調査の数値分析のような結論である。そうと分かったからと云って、四人のうちの誰が犯人なのかを絞り込めるわけでもなさそうだが……」

「あのね。あたし、思うんだけど」

K子さんが云いかけた、その時である。

ごんっ、という鈍い音が突然響いて、僕たちを驚かせた。正をなくしたU山さんがソファから転がり落ちてしまったのだ。

「あれまあ」

K子さんが慌《あわ》てて駆け寄る。

「大丈夫?U山さん」

「大丈夫ですか」

U山さんはごろりと床に寝転がったまま、何やらひどくせつなそうに「あぅ」と《うめ》いた。そして――。

「ボ……ボクぁもう……」

へべれけな声で云いながらもぞもぞと両腕を差させ、着ているセーターを脱ごうとしはじめるのだった。

「ボクぁ……ボクぁ……」

しきりに何かを訴えようとしている。

「だめよ。こんなところで脱いじゃ」

K子さんが屈み込み、U山さんの肩をぽんぽんと叩く。

「お布団敷いてあげるから、もう寝ちゃいなさいね」

「あぁ」

「ほらほら。U山さん?」

「うぅ……」

そうやってK子さんが、意味不明の言葉を発して駄々をこねるU山さんをき起こして寝室へ連れていくのを見ると、僕は小さく溜息をついた。云ってもどうせ聞いてくれないだろうけれど、やはりもう少しアルコールは控えた方が良いと思うのである。

振り返るとA元君が、ソファに坐ったまま眠り込んでいた。「芋虫」になった時のU山さんとは対照的な、何だかとても幸せそうな寝顔だった。

翌、十一月十九

このは夕方に京都でどうしても外せない用が入っていたので、それにまにあうよう、午十時にはU山さん夫妻のマンションを辞した。A元君の車に同乗していったん東京まで出て、適当な新幹線に飛び込もうという段取りだった。

K子さんは朝早くから起き出して、僕たちのために軽い食事を作ってくれた。U山さんは当然のように寝室で沈没したままで、僕たちが出発する時も起きてこられずにいた。

「ごめんね。U山さん、だめみたい。明も会社休みたぁい、なんて云ってるわ」申し訳なさそうなK子さんの報告に、僕は「いえいえ」と首を振って、「どうもありがとうございました。すっかりまたご馳走《ちそう》になっちゃって。U山さん、お大事に」「綾辻さんは風、大丈夫?」

「ええ。まあ何とか」

悪化はせずにもちこたえている、というじだった。瓣替はやはり熱っぽいし、歩くと少し足がふらふらする。――やれやれ。

「これに懲《こ》りずにまた遊びにきてね」

「はぁい」

「それじゃ、失礼しまーす」

と、A元君は極めて活な声だった。昨夜は彼もあれだけ飲んでいたのに、すっかりもう、しゃきっとしている。なかなか頼もしい新担当君である。

晩秋の空は、流れる雲のひとかけらもなく晴れ渡っていた。気持ちの良い陽しのおかげで、風の冷たさもさほど気にならない。

愛車MG―RV8のステアリングをり、A元君はご機嫌に鼻歌を歌う。つられて僕も同じ曲をずさむ。何故かしら憂歌団《ゆうかだん》の「嫌んなった」――。

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咚咚吊桥 坠落

咚咚吊桥 坠落

作者:绫辻行人 类型:衍生同人 完结: 是

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